なべひろBlog

プログラミングをメインに仕事に関するアレコレを発信しています。

質の高いプログラム(止まらないに関連)

以前書いた

の続で

で題材にした若い二人が作った装置で最近起きた出来事をネタにしようと思います。

その装置を使った製品の増産計画が発表され製造現場はおろか私の部署も機械が停止しないよう、今のうちにやれる事(事前に消耗品を準備するとか)をやるように指示が来ました。

装置に問題が起きてないか確認したところ、消耗部品を起因とする停止が時々起きてるとの事でした。

停止要因が消耗品なのでそれ自体は何ら問題はありませんでしたが、復旧までの手順に問題がありました。

装置は組み立ての部分と搬送の部分があります。

停止要因となる消耗品があるのは組み立ての部分です。

そして組み立て部でエラーが発生すると「装置が異常」なので搬送ロボットも停止させているのですが、停止する位置がよろしくないようでマニュアル操作で搬送ロボットを安全な位置まで移動させなければいけないとの事。

ロボット操作は講習を受けないとダメ(ぶっちやけ操作方法が分かれば誰でもできますがルールは厳守しています)で現場作業者ではお手上げ状態となります。

そうすると装置製作担当者が呼ばれ復旧作業を行いますが、これがダメな所です。

装置製作担当者が出張やら休暇などで不在だと復旧ができません。

じゃあ現場作業者に講習を受けさせて...となりますが、その人が休みだったりしたらその日の稼働は終了です。

搬送ロボットが安全な位置まで来れば現場作業者が装置の初期化を行い復旧ができます。

そこで私が確認したのは「ロボットは緊急停止させる必用はあるのか?」でした。

結果、組み立て部と搬送部は離れており、搬送ロボットが今の行程を続行していても問題はないとの事。

そして搬送ロボットは1つの行程が終わった後に装置の異常を確認し、次の行程を行うか否かを決めれば問題ありません。

確かに装置に異常が出たら被害を最小限にするためには各部を停止させるのは最善策です。

しかし余計な部分まで停止させ、復旧が困難になるなら誰でもすぐに復旧させられるような「次を見越した緊急停止」を考えるのも必用となってきます。